Backnumber
−続・ガラス原料あれこれ(48)−
 
[ガラスの本]

今年の桜は実に見事でしたね。
私自身は東京→熊本→大阪とずっと満開の桜を追いかけることが
出来ました。満足、満足。
桜前線も既に津軽海峡を渡って、今週末は函館の五稜郭が見頃のようです。
もちろん、弘前城の桜も今満開のようですよ。

さて、桜の話はこれくらいにして、今回はガラスの本のお話をします。
普段から、我々はガラスの原料に携わる者として、ガラスの本を
手に取る機会が多くあります。
以前から、ガラスの技術的なお勉強をする時は、
「ガラスハンドブック」朝倉書店 作花済夫 1991年
「ガラス工学ハンドブック」朝倉書店 山根正之 1999年
「ガラスの事典」朝倉書店 作花済夫 1985年
などの本にお世話になってきました。

そんな中でまた新しく、とてもいい参考書が発売されました。
「ガラスの百科事典」朝倉書店 作花済夫 2007年 http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-20124-6/
この本は、ハンドブック系の技術的内容を詳細な説明をするやり方
と事典的な項目単位で簡潔に説明するやり方を融合させた
とても分かり易くて読み易い編集になっています。
また、最新の技術動向はもちろん、ガラスアート系の情報も
たくさん網羅されていますので、ガラス工芸の方にも非常に
参考になる本だと思います。
たとえば、スタジオ・ガラス運動が1962年3月にリトゥルトンと
ラビーノによって始まったという記事も載っています。

一方ガラス工芸の分野でも、待望のキルンワークの本が発売されました。
「キルンワーク 電気炉を使った手作りガラス工房」ほるぷ出版 奥野美果  http://www.sunglass-shop.jp/html/news/news0804.htm
最近キルンワークの技法がすごく注目されるようになってきた中、
この本は、その技法をとても分かり易く、かつ具体的に紹介しています。
この本は当社ショップでも購入することが出来ます。

今回は、ガラスの本の紹介でした。
気が付けば、もう連休も目の前です。
連休中、私はもちろん昨年に続いて、庭の雑草取りです(汗;)


 
HOME会社概要全国ガラス工房案内ガラス原料あれこれメルマガ受付イベント案内リンク集工房求人コーナーお問合せサイトマッププライバシーポリシー

サングラスショップ 三徳工業株式会社 株式会社サングラス
ガラス工芸に関する商品や消耗品、ガラス製品のショッピングサイト。 ガラス全ての元となる「サン・グラスバッチ」の製造販売をしています。 ガラス化したもの(フリット、ロッド、ビレット)の製造販売をしています。