ご家庭でお手軽にプチ・ガラス工芸はいかがですか?

オリジナルガラスの作り方

材料
ガラス工芸体験セット
(グラスカレット、ゴエもん・離型シート、石膏型、耐火石膏、
型枠、研磨用耐水ペーパー、軍手)

▽準備するもの
石膏かく拌棒(ティースプーンなど)
かく拌容器(紙コップなど)
油粘土
布ガムテープ

※ご注意グラスカレットの粒は角が鋭利な部分があり、 また、ガラスの焼成はとても高温になりますので、お子様は必ず大人の方とご一緒に作業して下さい。

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1.原型作り

・原型には、@物自体を原型とする方法(物に直接石膏を流し込む)と、A油粘土などで作った物を原型にする方法があります。
 物を原型とする場合は、型取りした後に石膏から外しやすい形の物にして下さい。(図1)油粘土で原型を作る場合は、スプーンなどで掻い出すことができます。

図1


・カレットは粒状になっているので隙間があり、溶けた時にその分だけ体積が減ります。(図2)その分、原型は深めに作って下さい。

図2


・凹凸の多い原型の場合、細部までガラスが行き渡らない場合があります。ガラスの焼成のコツをつかむまで、まずは簡単な形の原型から始めて、コツをつかんできたらいろいろな形にチャレンジしてみるのもお勧めです。

2.型取り

@型枠の製作
 原型が出来たら、石膏で型を取ります。厚紙の台紙上に原型を置きます。軽いものは動かないように両面テープ等で固定します。
 次に厚紙とガムテープで型枠を作ります。サイズを決め厚紙を切り、ガムテープに貼ります。 図3のようにガムテープがはみ出るようにします。
 円筒状に貼りつけ、はみ出ているガムテープ に切れ目を入れます。 原型にかぶせ、切れ目を入れた部分を台紙に貼りつけます。

図3





A石膏のかく拌・流し込み

 耐火石膏を規定量の水で溶き、一方向から型に流し込みます。勢い良く流し込むと気泡が出来てしまいます。また、細かい部分や深い部分はハケなどで塗ると気泡が入りにくくなります。



B型の修正・乾燥
 1時間後、原型と型枠を静かに石膏からはずします。粘土などが残っていれば、傷つけないように取り除き、必要があれば修正して下さい。
 1週間ほど乾燥させてから使用して下さい。水分が残っているとガラスを焼成する際に泡になってしまいます。



3.グラスカレットを型に詰める

・型を十分に乾燥させたら、ティースプーンなどでグラスカレットをグラスカレットを詰めていきます。 グラスカレットを扱う際には軍手をするなど、手を傷つけないようご注意下さい。
・グラスカレットは粒状になっているので、型につめると隙間ができ、溶けた時にその分だけ体積が減ります。 型のあらかじめ深めに作った部分までカレットをつめて下さい。
・型に凹凸が多い場合は、カレットを砕き、粒を細かくすると細部までがガラスが行き渡りやすくなります。






4.焼成

・ガラスを詰めた型をゴエモンの台座へ置き、傾かないように気をつけながら電子レンジの中央へ置きます。
・ゴエモンのフタをして、電子レンジのドアを閉め、5〜10分加熱します。 ゴエモンのフタの穴の中がオレンジ色になったら焼成しているので、加熱を止めて電子レンジから取り出します。



※この時、ゴエモン自体がとても熱くなっているので、必ず軍手をし、取り出したゴエモンは断熱材などの上に置いて下さい。
・ゴエモンのフタを開け、すばやくガラスの溶け具合を確認して、すぐにフタをします。 ガラスの粒が残っているようなら1回1〜3分の加熱を様子を見ながら繰り返します。
・ガラスが溶けているのを確認したら、フタをしたまま自然に冷まします急にフタを開け、急いで冷まそうとすると、ガラスにヒビが入ったり割れたりすることがあります。

5.ガラスの取り出し・研磨

・ガラスが十分に冷めたら、石膏型を割ってガラスを取り出し、表面についている石膏を落とします。
・ガラスの端の余分な部分を耐水ペーパーやすりで磨いてつやを出すなど、オリジナルガラスを完成させて下さい。



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